税金ナビ
税金は誰しもなるべく払いたくないものですが、払わない訳にはいかないものです。このサイトでは、納税者の方に税金を納得して払ってもらえるよう、各種税金を分かりやすく解説しています。税金の節税を行うには、税金のことを理解することが不可欠です。
税金の種類
| 国税 | 地方税 |
|
国に払う主な税金です。 |
地方公共団体に払う主な税金です。 |
税金の重要性
日本国憲法は第30条で、「国民は納税の義務を負う」ことを規定しています。政府が国民に公共サービスを提供するには、そのための資金が必要であり、その資金調達の手段が税金なのです。
国民が税金を支払わないと国は成り立ちません。産油国が羨ましいですね。
日本では、源泉徴収制度によりサラリーマンなど多くの国民が税法どおりの税金を納めている一方、自営業者などについては、申告漏れや脱税が横行しているのが現実です。
現在、日本は、1,000兆円に迫る借金を抱えており、無駄な支出や人件費など固定費の大幅削減とともに、消費税の増税など国民の税金負担を引き上げ、マイナンバー制度などによる所得の完全把握の必要性に迫られています。
主な税金
所得税
個人の所得に対して課税される税金が所得税です。自営業者などについては、２月・３月の確定申告で所得税を支払い、サラリーマンなどは、給与から所得税が天引きされます。医療費控除などで、所得税の還付申告をしたことがある方も多いのではないでしょうか。もっと詳しく
相続税
相続税は、亡くなった者が残した遺産に課税される税金です。相続税には基礎控除（3,000万円＋600万円×法定相続人数）があり、遺産がその基礎控除を超えた場合に課税されます。そこそこの資産家以外にはあまり関係のない税金です。 もっと詳しく
贈与税
贈与税は、財産をもらった時に課される税金です。贈与税は相続税の補完税としてできた税金で、相続税法の中に贈与税のことが規定されています。贈与税には、110万円の基礎控除があり、この金額を超える財産をもらった際に申告と納税が必要となります。 もっと詳しく
法人税
法人税は、法人が稼いだ所得に課税される税金です。法人税は、政策的な理由で難解な規定がたくさんありますが、売上から仕入や経費を差引いた残りに税率を掛けるのが基本です。 もっと詳しく
消費税
消費税は、物やサービスが消費された際に課される税金です。みなさんが日々の買い物等をするたびに支払っている税金ですので、買った値段の何％ということだけでなく、その仕組みなども勉強してみましょう。 もっと詳しく
税務署・国税局について
各種税金のうち、国税については、税務署・国税局に申告と納税を行うことになります。国税の組織は国税庁をトップとして全国12箇所に国税局（国税事務所）があり、各国税局の下に全国に500を超える税務署があります。税務署は各種税金の申告書収受・納税の管理・納税者への指導・調査等を行い、国税局は税務署の指導・監督のほか、大企業の調査、税務署では手に負えない大口・悪質な個人・法人の調査及び税金の徴収及び特に悪質な脱税者への強制調査などを行っています。
